夏の京都を全力で楽しむ!花魁体験の帰りにも寄れるおすすめの夏祭り4選

夏の京都を全力で楽しむ!花魁体験の帰りにも寄れるおすすめの夏祭り4選

日本の夏といえば、なんといってもお祭りですよね。

特に京都は都として栄えていた歴史などもあり、お祭りが盛んな地域です。

京都の夏には、遥か昔から伝承され続けているお祭りが多数存在しているんです。

そんな京都のお祭り、あなたはいくつ知っていますか?

今回は花魁体験と合わせて楽しみたい京都の夏を全身で感じられるおすすめの夏祭りをご紹介します。

五感で楽しもう!京都伝統の夏祭り

 

「京都といえば祭り!祭りといえば京都!」といってもいいほど、夏の京都はお祭りだらけ。

京都らしい日本の風情をたっぷりと感じられること請け合いの、人気の夏祭りをチェックしていきましょう。

おすすめ夏祭り1:祇園祭(四条烏丸・四条河原町)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Ryo Chenさん(@ryo_chen_tw)がシェアした投稿


京都府民が「京都の夏祭り」と聞いた時に真っ先に思い浮かべるのが祇園祭ではないでしょうか。

東京の神田祭、大阪の天神祭と並んで、日本の三大祭りと言われている有名なお祭りです。

祇園祭の最大の特徴は、その開催期間。

なんと毎年7月1日から7月31日までの一ヶ月間という、長期間に渡り開催されます。

京都の7月はまるまる一ヶ月お祭り期間ということですね。

元々は病魔退散を願って始まったお祭りで、その病魔を追い払うための「山鉾(やまぼこ)」という神輿が京都の中心地を巡行します。

その様子は迫力たっぷり!

また山鉾巡行前の7月14日から16日の前祭宵山(さきまつりよいやま)では、夜になると山鉾に吊られている提灯に明かりが灯り、京都らしい笛や太鼓の演奏を聴くことができます。

7月15日と16日は京都のメインストリートである四条通りと烏丸通りが歩行者天国となり、たくさんの夜店が並びます。

この二日間は浴衣を着た若者や家族連れ、外国人観光客でいっぱいになり、一番盛り上がる時期ですよ。

おすすめ夏祭り2:みなと舞鶴ちゃった祭り(舞鶴市)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Syota Kadoさん(@syota33)がシェアした投稿

京都市内からは少し離れてしまいますが、舞鶴市のみなと舞鶴ちゃった祭りもおすすめです。

海岸沿いで開催されるお祭りで、花火大会も兼ねているのが特徴。

空に打ち上げられる約5000発の花火は、海面に映ってとても幻想的です。

夜店がたくさん出るのはもちろん、多くの市民が舞鶴音頭にのって踊る民踊ながしや、クイーンまいづるの海上パレード、フリーマーケット、手作りみこしなど、イベントが盛りだくさん!

大人から子供まで、みんなが楽しめるお祭りです。

京都駅からは遠いですが、京都旅行の日程に組み込んでみるのもおすすめです。

おすすめ夏祭り3:あじさい祭り(左京区・大原三千院)

 

この投稿をInstagramで見る

 

kaoriさん(@kao429)がシェアした投稿

こちらは前述の2つのお祭りとは少し違い、大人向けのしっとりとした夏のお祭り。

日本の梅雨はジメジメしていて観光に向かないと思われがちですが、梅雨時の京都だからこそ楽しめるのがこのあじさい祭りです。

京都市の左京区にある大原三千院にて、毎年6月半ばから7月半ばにかけて開催されます。

お寺の境内には様々な種類のあじさいが数多く咲き誇ります。

あじさいは種類によって咲く時期が異なるので、お祭りの期間中ならいつ行っても常に一定の種類のあじさいを楽しめるのがポイント。

京都にはあじさいの名所がたくさんありますが、ここが一番見ごたえがあるという意見も少なくありません。

夜店やお神輿でワイワイするお祭りが苦手な人は、ぜひあじさい祭りに足を運んでみてくださいね。

おすすめ夏祭り4:京都五山の送り火(京都市全体)

 

この投稿をInstagramで見る

 

まめおさん(@mameo_1962)がシェアした投稿

こちらも一般的な夜店が出たり花火が上がったりという夏祭りとは少し違いますが、京都五山の送り火は京都の有名な夏の風物詩です。

お盆の時期に精霊があの世に戻るのを見送るための伝統的な行事です。

送り火は京都の中心地を囲む5つの山で形成されています。

  • 東山の「大文字」
  • 金閣寺大北山の「左大文字」
  • 松ヶ崎の「妙」と「法」
  • 西賀茂の「船形」
  • 嵯峨の「鳥居型」

これら5つの文字や図形が、5分ごとに東から順番に火が灯っていきます。

送り火が灯っている時間は街中の広告なども消されるので、京都の街全体が独特な雰囲気に包まれます。

五山の送り火のいいところは、なんといっても色々な場所から眺められることでしょう。

どれも大きな山なので、広い範囲で楽しむことができますよ。

ただし「せっかくだし全部見たい!」という場合は、要注意!

5つ全部を同時に見ることはできないので、途中で移動する必要がでてきます。

祇園や京都駅などの花魁体験スポットからも近いので、帰りに寄ってみるのもおすすめです。

京都の夏祭りを全力で楽しんで、最高の思い出を残そう

今回は京都のおすすめの夏祭りを紹介しましたが、いかがでしたか?

ワイワイみんなで楽しめるものから、しっぽりと落ち着いて楽しむものまで、京都のお祭りは他にもまだまだたくさんあります。

ただし京都のお祭りに共通していることは、どれも「京都」という土地柄が色濃く出ていて、風情をたっぷり感じられるという事。

ぜひこの夏は、大切な人と一緒に京都の夏祭りに参加してみてくださいね。

思い出深い夏になること間違いなしですよ!

この記事のライター

京の花魁